セッター不要!!超簡単なタイヤの作り方
どうもです。先日発表させて頂いた、1/12レーシングのエントリーモデル『M300SR』 おかげさまで出だし好調な注文状況と言ったところです!! M335 M300SRシャーシキット ![]() 1/12レーシングカーを始めるにあたって、最初にぶつかる壁があります。 そう、タイヤの接着&成形作業です。 一般的なイメージだと、瞬間接着剤でグルグルとタイヤを接着して、タイヤセッターでタイヤ径を調節、角落としなどの整形をする。 って感じだと思いますが、これって1/12をやった事が無い方からすると、とてもハードルが高いです。 瞬間で貼るまでは良いとして、『タイヤセッターが要るのかぁ』となります。 そこで、タイヤセッターを使用しない『超簡単なタイヤの作り方』を紹介したいと思います。 低グリップ路面向けの径の大きなタイヤの作り方ですので宜しく願いします。 それでは紹介します。 タイヤの接着は両面テープでOKです。 貼るのも簡単ですし、剥がす時もそのまま剥がせて扱い易いです。 タイヤ接着両面テープは、当社製の物がお薦めです。 SK53F タイヤ接着両面テープ30mm×20m SK53R タイヤ接着両面テープ45mm×20m ホイールに両面テープを1周グルッと貼りつけます。 そのまま貼っても大丈夫ですが、予めホイールをクリーナーで拭いておくと安心です。 ホイールからはみ出しているテープは、この段階でカットします。 カットするのは、はさみでもカッターナイフでもなんでもいいです。 フロントタイヤの場合、タイヤの貼り合せ目がどちらにあるか確認します。 よーく見ると目視でもわかると思いますが、手でモミモミすると合わせ目が良く分かります。 この合わせ目を車体内側に来るように貼るか、外側に来るように貼るか統一しておいた方が良いです。 『貼る向きで曲がりが違う』って言われていますが、残念ながら鈍感な僕は正直よくわかりません。それはそれとして、精神衛生上どちらかに統一しておいた方が安心です。一般的に内側に来るように貼る方が多いと思います。 両面テープの剥離紙を剥がします。 その後タイヤの内側(内径部分)、ホイールのテープ部分の順に素早くクリーナースプレーを吹きかけます。(使用するクリーナースプレーはホームセンターなどで売っている安いヤツでOKです。) クリーナースプレーが乾く前に素早くタイヤをホイールに嵌めます。 今回は理由があって、ホイールの表側とタイヤの端面のツラを合わせてます。 内側はタイヤが余っている状態 外側はタイヤとホイールがツライチ …でこのままサクサク作業を進めたいところですが、先ほど吹いたクリーナースプレーが完全に乾くまで待ちます。 どれくらい待つかはクリーナースプレーの種類や吹いた量でも変わってくると思いますので何とも言えませんが『一晩放置』が安心です。 ここからは衝撃映像ですのでご注意ください(笑) ホイールからはみ出ている部分をハサミでカットします。 こんな感じにバッサリと。 表側はツライチで貼ってあるのでカットしなくても良いです。 その後、ハサミでチョキチョキとタイヤのショルダーを面取りしていきます。 ハサミで切り終わったところ。 『タイヤのショルダーをハサミで切ってやったぜぇ。ワイルドだろぉ〜』と思うはずです。 ワイルドな方はこの状態で走って頂いて問題ないと思いますが ここはひと手間かけてスタイリッシュに決めたいところ。 市販の紙やすり(写真は布って書いてあるけど)でワイルドな部分を滑らかにします。 実は初めてペーパーがけを試してみたので番手は何が良いのか手さぐり状態です。 今回は、40番でゴシゴシやって80番で仕上げました。 こんな感じに仕上がりました。上出来じゃないですか? ちなみに今回貼ったタイヤは、フロントLラバー35度(D1F135)、リヤPラバー25度(D1R525)です。 完成したタイヤはフロント49mm、リヤ51mmになりました。 M300SRに付けると車高は7mm以上になりますが全然OKです。 屋外のアスファルト路面でギャップが有ったり、小石があるような路面の場合これ位車高があたったほうが乗り心地が良いです。 ちなみにタイヤの接地面の処理は何もしていないので、走り始めの何周かは路面でタイヤ表面を馴らすつもりで、ゆっくり慎重に走らせてください。 暫く走らせるとこんな感じでもうバッチリです。 どうですか? タイヤセッターが無くてもスポンジタイヤの成形ができました。 初めはこんな感じに気軽に1/12を始めてみては如何でしょうか? では!! 21/Jun.2022 [Tue] 14:16
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