F500WSの組立のコツ ~その3~
どうもです。
F500WSの組立のコツ第3弾はハイトアダプターの挿入編です。
F500WSのモーターマウントはM300FX3、M500GT2R、M300GT-Link共通のモーターマウントとなっています。このモーターマウントはベアリングをホールドするハイトアダプターとは別に三日月型のサブアダプターを併用する構造となっています。このサブアダプターの取り付け位置を上下で変更することによって車軸位置の調整範囲が広がり、あらゆるタイヤ径でも車高を適切に設定することが可能になっています。タイヤ径約65mmのM500GT2Rでも42mm以下の小径タイヤではしる1/12レーシングでも対応出来ちゃう万能モーターマウントなのです。
特にスポンジタイヤ、ラバータイヤでタイヤ径が大幅に異なるF1カーには最適なモーターマウントと言えるでしょう!!
またこの部分のガタは走りに影響を与えてしまうため、徹底的に排除する必要があります。その為、この部分の寸法は、ハイトアダプターが挿入できる範囲内でキツ目の寸法になっています。その為、上手くはめないと『ハイトアダプターがキツくて入らない』と思われる場合があるかもしれませんがちょっとしたコツでスムーズにハイトアダプターをはめることができますので参考にしてみてください。
ハイトアダプターは外径が14mm部分と12mm部分の2段になってます。
当然モーターマウント側もこれに合うように2段になっていて、更にサブアダプターも2段になってます。
モーターマウント、サブアダプター、ハイトアダプターそれぞれの段をぴったりあわせて上げることが取付のコツです。先にも言いましたがガタを排除する目的で寸法的にはかなりタイト目なシビアな寸法になっていますのでこの3つがピッタリと合わないとはめるのがキツく感じてしまいます。
コツは簡単です。サブアダプターを固定しているM2X3キャップビスを緩めてサブアダプターが軽く動く状態にします。
この状態でハイトアダプターをはめると、サブアダプターがベストな位置にアジャストされすんなりはまります。その後キャップビスを締め込めばOKです。
次回からはキャップビスを緩める必要は無く、ハイトアダプターを変更することが可能になるとおもいます。最初にサブアダプターの場所を決める簡単な方法です。
上手くハイトアダプターがはまらなくて無理にはめようとして、ハイトアダプターの裏面が変に削れてバリ立ってしまっているとこの方法でもはめるのが困難になりますので無理せず作業を行ってください。もしもバリ立ってしまった場合はカッターナイフ等で綺麗に取り除けば使用可能です。
参考にしてみてください。
では!!