EPS-Jレポートby清水くん
どうもです。
先日ヤタベアリーナさんで開催されたEPS-J最終戦で絶好調だった清水くんからレポートが届きましたのでUPします。
いい感じに上手くレポートが書かれてますのでFX4ユーザーの方は必読ですぞ!!
【清水くんのEPS-Jレポート】
「井上さんの弟子」の清水です。
12月16日に谷田部アリーナで開催されたEPS-J最終戦に参加してきましたので、レポートしたいと思います。
今回はシリーズチャンピオンの掛かったWGTクラス。
そして1/12は普段行われないJMストッククラスがあるということで、FX4の谷田部での好調を体感すべく、そちらに参加することにしました。
結果から言うと、両クラス共、とても車が良く走ってくれて、TQ&WINを達成することが出来ました!
レースの中で、セッティングに関しては色々と感じた部分がありましたが、今回はFX4を主に書きたいと思います。
今回、谷田部アリーナを走るにあたって、全日本TQセッティングを参考に、事前にDayzでテストをしました。
前日の練習は走れて10パック程度なので、その間でセッティングを決める為に、ある程度傾向を掴んでおかないといけないです。
ちなみに前回、谷田部アリーナを走ったのは2年前のEPS-J最終戦。
しかも全然走れんかった…。
そんなわけで谷田部には苦手意識しか無いのです…。
今回、タイヤは前後共チームボンバー製のオレンジ(ミディアム)の決めうちで行きました。
本当はカワダ製タイヤを試したいところだったのですが、限られたパック数でセッティングを決める為、タイヤで悩みたくなかったので、谷田部アリーナで実績のあるタイヤをチョイスしました。
そんな感じで持ち込んだセットで走る練習1パック目。
なんだかいきなり良く走ります!
コース慣れこそ出来てないけど、車は調子良い気がする。
これだけ走ってくれれば幸先良いですね!
谷田部でカワダが良く走るって噂は本当だった(笑)
ここまで調子が良いと、もう少し攻めた動きにしたいところ。
元々、アッパーブレースのピッチングダンパー取り付け位置をキット標準の後ろ穴にしていたのですが、前穴に変更。
ダンパーステーも1つ前の穴に移動してダンパー長はそのままです。
これで、よりアグレッシブな動きになって、スロットルを握っていけます。ラップタイムも少し向上。
しかし旋回こそ良くなったものの、車が動き過ぎてるのか?
コーナーに放り込みすぎると、リヤが潰れて前に走っていかない感覚がありました。
そこでピッチングスプリングをレッドからイエローに変更。
バネが全てキット標準になりました。
ダンパー角度は上から2番目から、1番上へ。
これで走ると、かなり良い感じ!
失速も減って、車が路面を蹴って前に走っていきます。
フィーリングが手に合うのか、ミスもかなり減りました。
一気にラップタイムが0.2秒くらい縮まったので、とりあえずセットはこんなところで行くことに。
あとはコースに慣れてミスを無くす為にひたすら走り込みです。
最後の方で路面が上がって、少し車の動きが重いかなって気がしたので、ボディに付けてたリヤスポイラーを外すことにしました。
少し動きが軽くなって、スピードも出る気がする。
レース当日はセッティング変更はせず、1日を通して同じセッティングで走りました。
練習で昨日のベストを上回るタイムが出ているのでかなり調子は良さそう。
その勢いのまま予選1回目を終えて、更なるタイム更新を狙っていきますが…。
予選2回目、3回目と路面グリップの上昇に伴い、周りがタイムを上げて行く中、終わってみれば僕のベストリザルトは予選1回目。
普通は路面が上がれば、タイムを上げていけるはずですが、前日の練習で感じていた動きの重さが出てしまっているようです。
レースは優勝出来て良かったのですが、セッティングを詰める点では少し心残りがありましたね。
と、いうことで、僕の中で心残りだったことを書こうと思います。
セッティングシートの状態から…
①ロールチューブを7500番にしてみる。
路面が出来てれば、軽快に動いて更にタイムアップ出来ると思います。
決勝で試す勇気がなかった(笑)
②カワダ製タイヤを使う。
今回は実績のあるボンバーオレンジを使いましたが、やはりカワダタイヤを使いたいところ。
恐らく前後C35(D1F235、D1R235)であれば、同じようなフィーリングで行けるとは思います。
個人的には前後CXS35(D1F335、D1R335)が試したいです。
CXS35は横方向のグリップこそ少し軽いですが、抜群に蹴り出し感のある特性なので、ストック向きだと思います。
(実際に谷田部で試したわけではないので、イマイチだったらごめんなさい…)
③ボディを試す。
これも決めうちでAMRプロライトしか使ってないので、更に良い感じのボディがあるかも?ケッターの軽いやつとか…?
この中でも特にロールチューブはやっとくべきだったなぁ。と思います。
試しに行きたいくらいですが…(笑)
是非試してみてください。
あと、TIPSを紹介したいと思います。
今やFX4では定番?のモーターマウントブレースを裏返して、Oリングを挟んで固定する方法ですが、どれくらいネジを締めてるの?って質問を頂きました。
自分の場合は目一杯、締めれる限界まで締めてます。
緩めるのも試したのですが、本当にグリップ確保が難しいほどの路面でもない限り、あまり良い結果は得られない印象でした。
目一杯締めても、通常通り固定するよりは剛性が落ちるので、そこが基準で良いかと思います。
もう一点。
アッパーブレースのピッチングダンパー取り付けボールの高さですが、キット標準だと1ミリのスペーサーを入れることになっています。
ここのスペーサーを外すと、しっとりとしたフィーリングになってオススメです(理屈はわからない 笑)
これはFX4ユーザーの植木選手にも試してもらいましたが、同じような感想で好印象だったようです。
今回のレースに参加して感じたことを色々と書かせてもらいましたが、とにかくFX4が良く走るのは間違いないです!
特に谷田部との相性が良いのか?今まで経験の無いほど、1パック目からいきなり絶好調でしたよ!
是非、多くの人にFX4の走りを体感して欲しいと思います!