2mmシャーシについて
どうもです。
FX4用の2mm厚アルミシャーシですがいよいよ明日より問屋様へ向けて出荷開始予定です。
早いショップ様で土曜日には店頭に並ぶ予定です。
オンラインショップにてご注文頂いた皆様への発送は11月1日(金)より発送となり、こちらも土曜日のお届け予定となっております。今しばらくお待ちくださいね。
2mmシャーシ仕様のマイFX4。(左ハンドルにメカレイアウト変更しました。)
2mmシャーシの注意点を紹介します。
2mmシャーシでは、バッテリーの前側の位置決めをしていたバッテリーインデックスを廃止しました。位置決めはM3のプラナットで行います。M3プラナットはシャーシに付属しますがM3プラナットを止めるM3×6サラビスは付属しませんので別途ご用意ください。(チタンがいいとかアルミがいいとか皆さんこだわりがあると思いますので)
この変更は2mmシャーシになったことによる強度確保の為の変更です。(シャーシ側のバッテリーインデックスがハマる部分が長穴になっており、衝撃が加わった時にそこから曲がる恐れを懸念しての対策です。2.5mmの時は問題ありませんでしたが2mm厚だとちょっと心配で。)
ロアブレースが2mmになるとモーターが下から若干飛び出します。
車高規制のあるカーペット路面の場合で車高を3mmギリギリに設定している場合は、モーター部分の車高が3mmを下回る恐れがありますので注意してください。
心配な場合はモーターマウント下にシムを追加するなどして対応してください。
モータマウント下に0.5mmシムを入れた状態でも従来と同じ重心になります。(低重心の意味ないじゃんと思われるかもしれませんがメインシャーシ側の低重心化はありますのでそれでもトータルではかなりの低重心化になります。)
先日のMAPでは車高3.6~3.7mm程度でやっていたのでシムの追加は無しでやりました。
0.2mm程度シムを入れておくと低重心化しながらも車高確保の安心感があると思います。
サーボセイバーの種類によってはサーボセイバーがシャーシから若干はみ出ます。
サンワサーボ+X-RAYサーボセイバーの場合、シャーシ裏面からサーボセイバーが出てしまいました。
今回僕は、フローティングサーボステーを0.5mmかさ上げして対応しました。
低重心化に拘る人はサーボセイバー側を削るのもアリですね。
写真をみてお気づきの方も多いと思いますがサイドリンク取付穴のサービスホールを増やしました。サイドリンクはカワダ純正、X-RAY、そして今回増設したヨコモYRXと3種類の長さの異なるサイドリンクが取付可能です。(YRX用サイドリンクの場合は、ボールのサイズが異なりますのでボールもヨコモ製の物に交換してください。)
個人的に結構楽しみだったYRX12用の長いサイドリンク。
安定方向に行くものだと思って走ってみたところ、逆にフロントに掛かるようになってアグレッシブになりました。(一緒に試した清水くんも同じ感想)
MAPで試したときは『なんでだろう?』と思ってましたがEXPドライバーのS氏(Shimizuではない)の意見によると『サイドリンクが長くなると動きがスムーズになる分、サイドチューブのオイルを重くしないとバランス取れないよ~。』とアドバイス頂きました。
YRX用サイドリンクを試す時は、チューブのオイルもセッティングし直してみてください。
(僕はまだYRX用サイドリンクを使いこなせていませんが試す価値はあると思いますよ。)
あと当然ですがシャーシが薄くなった分、そのままシャーシを変えただけだと車高が0.5mm高くなります。
ロアサスしたのサススペーサーを0.5mm増やす(ナックル部分のバンプスプレーサーはその分減らす)、リヤの車軸部分の高さ調整シムを0.5mm増やす必要がありますのでお忘れなく。
これはどちらでもいいかもしれませんがテストされる場合は、いったん今までの2.5mmシャーシである程度走ってから、2mmシャーシに交換して走るとその違いが良く分かると思います。
シャーシ交換自体は30分(~60分)程度あればできると思いますので多少面倒でも現場でのシャーシ交換をお勧めします。
今週末に2mmシャーシを試される方も多いと思いますので是非参考にしてみてください。
低重心化によるマグネット感を是非体感してみてください!!
では!!