カワダカップ30.5クラス
どうもです。
遅くなってしまいましたが
新年あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
本当は昨年末にこの記事を書いていたんですけど、
年末年始と怒涛の出荷ラッシュで意識が遠のくほど出荷していたのでほったらかしになっていました。
少し落ち着きましたのでようやく続きが書けました。
遅くなってスイマセン。
カワダカップ1/12R 30.5Tクラスのレースレポートです。
マシンはM300SRで参戦しました。
エリオットサス&Tバーのシンプルなシャーシでハイグリップカーペット路面でどこまで戦えるか?実践テストでもあります。
【事前練習】
11/26、12/2、12/10と毎週日曜日に計3回事前練習に行きました。
3日とも同じく30.5Tクラスにエントリーのクッキングロング師匠も来ていたので
凡その戦闘力が比較でき、セッティングがとてもはかどりました。
初めは正にキット標準仕様で挑みましたが
FX4Sのクッキングロング師匠には全く太刀打ちできませんでした…。
これはいかん。と思い結局リヤをリジット仕様にしました。
SRをリジット化するのに必要なパーツ
●KDB18 WGT用カーボンシャフトDL対応
●RS78 クランプ式 リヤハブ ”L”
●RSF22a デフロック・スペーサーA:2枚入
●市販のΦ6.35スペーサー(4.3mm程度)
また、ロープロサーボからミニサーボに変更しました。
ミニサーボの場合、サーボの搭載がフローティング式となり、シャーシの撓りが左右で均一になり、コーナーでのハンドリングの左右でのクセが無くなり、ドライビングがとても楽になりました。(カーボンシャーシなので余計に効果が出ると思う。しらんけど)
この仕様に変更し、大幅に戦闘力がアップしました。
ベストタイムはクッキングロング師匠と同じくらいになったっぽい。
…がしかし、油断するとどうしてもメクレテしまうコーナーがある。
そこは早めにスロットルを抜いて、そろっと転がして走れば案外早く走れるんだけど、
普通に走ると問答無用でメクレル…。
フロント、リヤのリバウンドを減らましたが特に効果は有りませんでした。
結局フロントタイヤをショルダーグルーしベストハンドリングを得ることができました。
正にオンザレールです。
メクレなくなったので我慢せずに思いっきり走れるようになりました。
ベスト、周回数とも大幅に更新し、ようやく戦えそうな感じに仕上がりました。
【前日練習】
カワダカップ前日に清水くんと練習の予定。
が、珍しく名古屋が大雪で名古屋高速、東名高速とも通行止め、清水くんは夕方になるまで来ることができないと言う事件がありました。(だでなんだ)
セッティングは、ほぼほぼ決まっているので特にやることはありません。
車はとても調子が良いです。
一応、更なる高みを目指し、前回試してあんまり良くなかったフロントLラバー32度を試してみたところこれがまたドンピシャ!!
今までフロントタイヤはCラバー35度が調子が良かったのですが、試してみて良かったです。
とても良く曲がるようになりました。
安定感はC35の方が有りますがL32の方がタイムが良かったです。
L32は2セットしか用意がありませんでしたが、スピードが控えめな30.5Tなら、
練習用とレース用でギリギリ何とか回せそう。
【レース当日】
練習走行時間が設けられていて、2回程走らせることができました。
車は相変わらず調子がいい。控えめに言ってモノスゴク速い。
以前は随分と速いと感じていたクッキングロング師匠も今は霞んで見えるぜ!!
【予選1回目】
僕の組にはクッキングロング師匠と菊イケ師匠が居ます。
(師匠多すぎ問題。ラジコンあるある)
車が恐ろしく調子良いのでミスる気がしません。
SRサイコーです!!
1番スタートのクッキングロング師匠を早々にパスして、割と良いペースで周回を重ねます。
車がとてもコントローラブルなのでドライビングに余裕が有ります。
何となく走ってるだけで勝手にタイムが出る感じです。
でそのままトップゴールする事ができました!!
34周 5:05.212(ベストラップ8.792)
練習走行でも34周の5秒ぐらいが限界だったので予選1回目からほぼ出し切った感があります。
暫定トップです!!(珍しい)
【予選2回目】
1回目でほぼ自己ベストなタイムを出したのですが
やっぱり男っちゅうもんは、更なる高みを目指したくなるもの。
タイムアップ目指して気合を入れます。
…がしかし、車が調子悪い。
小柳津くんのMCでは『フロント勝ちか~?』と言われてましたが
コーナーでリヤが抜ける…。
実はレース進行が良く分かって無くてリヤのグリップ剤を早いうちに塗ってしまって放置しすぎたんです。
柔らかめのタイヤで大径(ギヤ比固定のレギュレーション上、タイヤ径がスピードにモロ影響するんです。)なので柔らかくなってヨレてしまっている感じ。
ぶつけないように我慢して走って何とか完走。
33周 5:00.359(ベストラップ8.822)
一応トップゴールでしたがタイムアップならず…。
【予選3回目】
さっきリヤタイヤがヨレヨレだったので余り使ってない練習用タイヤにチェンジしておきました。
思った通り、調子が戻ってます。
淡々と周回を重ねそのままトップゴール。
34周 5:08.999(ベストラップ8.846)
調子良かったけど1回目には及びませんでした。
路面の影響もあるかもしれんけど。
とりあえず予選トップでTQ獲得!!
珍しい、久しぶりですよ~。
【決勝】
6台中4台はM300SRとこのクラスシェアNo.1です!!
車はとても調子が良く、予選結果を見ても2位のクッキングロング師匠には大分アドバンテージが有る感じ。
とは言え、決勝はワンミスでドべチンになる事も有り得る。油断大敵です。
スターティンググリッド
白ボディーが僕、後ろは清水くんの皮を被ったロング師匠。
スタートは綺麗に決まりました。
後ろからロング師匠が追い上げてくるのが分かります。
車は調子良さそうですがレースなのでミスは許されません。
ここは狂ちゃん仕込みの『置きの極み』作戦で行くしかありません。
もんの凄い鼻息でロング師匠が真後ろまで迫ってきましたが
鉄壁の狂ちゃん仕込みの『置きの極み』の前には成す術無しと言った所。
『俺なんかアレだにぃ~』と思いながら走っていると
ロング師匠が致命的なミス!!
『俺なんかアレだにぃ~!!!!』
練習で狂ちゃんとイケヤにしょっちゅう追っかけ回されまくっていた甲斐がありました。
こーいう時に役に立つのね♪
随分と展開が楽になったのでほぼクルージングでそのままトップゴール!!
2014IRCCワールドGT以来8年ぶりの優勝です!!
やりました!!
多分M300SR世界初優勝でしょう!! やったぜ!!
散々『俺はスグルの優勝が見たいんや!』って言っていたアキヒロに
『勝ったよ~』って報告に行ったら
自分のレースに夢中でメチャクチャ素気なかった…。
時間が経ちすぎて大分記憶が曖昧になってしまいましたが
時間があたら12GTのレポートも書きたいと思います。(期待薄)
では!!