T410DダンパーTIPS

どうもです。話題のドリフトマシンCARTEN T410D
早いショップ様では本日店頭に並んでいると思います。
当社在庫は完売してますので見つけたらGETされることをお勧めします!!

ひょっとすると今晩から組み立てる強者もいるかもしれませんね。
組み立ての際に気を付ける個所は正直ありませんが、強いて言うならオイルダンパーに関しては、少しノウハウを注入してあげた方がスムーズな作動になります。
簡単な調整ですので組み立ての際の参考にしてみてください。

まずはピストン。
ピストンはシャフトに対して上下方向のガタが気になったので0.3mmのシムを挟んで組み込みました。
Eリングが少し嵌めにくくなるのでビョ~んと飛ばさないように注意してください。

キット付属のOリングでも問題ありませんが当社製のシリコンOリングで組んだ方が動きがスムーズになります。
当社製Oリングの品番は、DN907です。

T410Dは前後のダンパー長が異なります。
またダンパー下部分のOリング室のパーツ構成も前後で異なりますのでここの部分のTIPSは前後で少し異なります。

まずはフロントダンパー。
フロントダンパーのシャフトガイドは、厚いプラパーツになっています。

このシャフトガイドですがシャフトを通した際に少しバリによる引っ掛かりを感じました。
少し乱暴ですがテーパー形状のボディーリーマーを使ってシャフト入り口付近(入口付近だけですよ)を軽くさらってバリを落としました。(両面とも同様にやる。)

お次はリヤ。
説明書によるとOリング2個仕様が標準のようですが流石に動きが重くなりすぎるので1個仕様にした方が動きがスムーズになりおススメです。
Oリング1個仕様にする場合、Oリングの代わりとしてスペーサーに置換する必要があります。
T410Dのキットにはちょうど代わりになりそうなものが無かったので、当社のオイルダンパー用プラパーツ(DN906A)に付いている(余っていた)スペーサーを使用しました。
このOリングの代わりに使用するスペーサーは、各社のオイルダンパー用のパーツで代用できると思いますのでテキトーなもので代用してください。
ちなみに当社製のスペーサーの寸法は、外径φ6.2mm、内径φ3.1mm、厚さ2.05mm(ノギスで実測)です。

↓DN906Aのこのスペーサを使用しました。

それでも少し厚くてOリングをつぶし過ぎている感じがしましたのでスペーサーをペーパーで削って厚さを調整しました。
割とテキトーですが1.9mm位の厚さになるように削りました。(削りすぎるとオイル漏れの原因になるのでプラス目で調整してください。)
細目のペーパーだと全く削れませんので粗目のペーパーで作業するとはかどります。
↓僕はテキトーにあった#80のペーパーで削りました。

Oリング部分のキャップも少し締め込みが強く、全閉した際にOリングにテンションが掛かってしまう感じがしたのでケースとキャップの間にシムを挟んで調整しました。
このシムはキットに付属していたもので、組立完成済みのボールデフと一緒に袋詰めされています。
(たぶんボールデフの左右クリアランス調整用だと思いますが特に使わないと思いますのでダンパー用に使っても問題ありません。)
このシムの厚さは約0.3mmです。
前後のダンパーとも同様にシムを挟んでOリングキャップを締め込みました。

で、ダンパーに入れるオイルですが説明書には特に推奨の番手の記載がありません。
上記方法で組んで100番のシリコンオイルで丁度良い感じでした。


最後にあと一つ。
スプリングリテーナーですが、カチッとはまるタイプになっています。
リテーナー単体をダンパーエンドにはめるのは少し難しいので↓写真の様にダンパーを目いっぱい縮めてください。そうするとカチッとはまります。

この方法で組んで今の所、オイル漏れ、エア噛み無くスムーズな動きを保っています。
T410DのダンパーをワンランクアップさせるTIPSですので是非やってみてください。

では!!

SUGURU
  • SUGURU
  • 川田模型(開発・デザイン・営業etc)
    趣味:ゴルフ

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