カワダカップROUND1

どうもです。
10月30日(日)に静岡県浜松市にあるハマキタホビーさんでカワダカップ2011 ROUND1を開催しました。

世界初アドバンテージレース形式を採用した記念すべき第一回目のレースです。
優勝者には何と液晶テレビを進呈。他にも魅力的な商品を多数ご用意させていただきました。
今回のカワダカップには36名ものエントリーがあり、初のカワダカップとしてはなかなかの参加人数じゃないでしょうか?
朝6:50ごろハマキタホビーさんに到着

急いで準備しなくてはいけません。先に来ていたのは浅井さん。
何でも6:00頃に来てたらしい。やるな~。
その次に僕、…でノックはまだ来ていません。さすがです。
遅れてノコノコやってきたノックがせっせとテントを張ってくれました。
「見ててくださいよ~。井上氏~。」

サッ

ササッ

バサッ

シュタタッ

ウリャーッ

ここを持ち上げて~

アサイさん手伝ってからの~

はい完成!!

意外と簡単にできるのね~。
心配していた天気も良いようです。何とか開催できそうです。

皆さん熱心に練習走行。なかなか難しいです。ハマキタホビーさんのコース

この日の僕チンのM300GT

ボディーは安定感の高いGTRをチョイス。ノックもGTRです。
チューブダンパー仕様にしてあります。

チューブダンパー仕様にするのに使用したパーツ
RSR6モーターマウントR
RSR7モーターマウントL
RSX4アッパーブレース LTD2用
RSX77ローリングダンパーセット:2本入
RX32ボデイマウント:4本入
タイヤはハマキタホビーさん定番のカワダKMタイヤです。
用意したのはKM36KM32KM28KM24です。
4個入りのタイヤなのでノックと仲良くシェアして半分づつ購入。
各2粒が手持ちのタイヤです。
前後の一緒の硬度でもOKなんですけど前後で硬度差をつけた方がドライビングが楽になります。フロントKM36リヤKM32、フロントKM32リヤKM28、フロントKM28リヤKM24の組み合わせが可能です。
インナーは先日発売になったスポンジインナーです。
TUM04W 標準インナースポンジ・ワイド:4個入
モールドインナーの方が転がりが良く前に出ますがスポンジインナーの方がグリップ感が高く、安定して走れます。
ホイールはTUM26 ミニ用 8メッシュホイール:2個入を使用。これにTU50TS インナー調整用両面テープ(1台分4本入)を貼ってタイヤを組みました。
ピッチングダンパーはFX2用のRSC16 FCオイルショックセット
これにRSX16d ダンパースプリングセット S,M,H (φ6.5オイルショック用) のソフト(黒)を組み合わせています。RSC16 FCオイルショックセットに付属のスプリングはリンクサス車用なのでTバーのGTにはちょっと硬すぎです。GTにはRSX16d ダンパースプリングセット S,M,H (φ6.5オイルショック用) のスプリングが合います。M300GTR標準の黒いスプリングと同じです。
ま~この仕様ですがノックのセットをマルパクなんですけどね。
実はこの日の前日、動作確認の為会社のテストコースで走らせたら何故か調子が悪い…。
この間までは恐ろしく絶好調だったのに。「ノック悪いけど今度は行っちゃうよ~」とか言ってた頃が懐かしい…。
考えられることは、使い古しのタイヤか?埃っぽい路面のせいか?ノックにそそのかされて変えたカーボンシャーシか?はたまた前日にアンプのコードを交換したときに臭ったエレクトリック臭か?
全く解らない。直ぐにノックにTELし、色々確認「カーボンシャーシが良いの~?」「カーボンシャーシの方が良いですって~」「ノック調子良いの~?」「調子良いですよ~」って事だったので不安はあるけど路面のせいにしてそのまま行くことにしました。
意気揚々と走り出したハマキタホビーサーキット、全くもってやっぱり走らん…。
同じ仕様のノックは恐ろしく絶好調。なぜ?
僕の車、どうもアンプがおかしい。感じで言うと高速と最高速しかない感じ。
ノックは「握りすぎですって~」て言うけど、こっちはちっとも握ってない。
恐ろしくフェザータッチなんだけど…。アンプの設定がおかしくなったのかな~?と思いニュートラルの設定をやり直すが全く変化無し。多分アンプが壊れたか?不調の原因はあのエレクトリック臭だったか?しょうがないのでプロポ側でごまかすしかありません。スロットルエキスポをあり得ないくらいマイナスに振る。スロットルスピードも恐ろしく落とす。
気持ち楽になった気もするが殆ど改善されない。
運営の準備もあるので時間が無い。このまんま行くしかありません。
参加車両集合写真

M300GTあり、GT500あり、F-1ありとD/Dカー大集合です。
やっぱりM300GTで参加される方が殆どですね。
社長の挨拶

群馬から遙々お越し頂いたTNレーシング飯塚さん。ありがとーございます!!
RCマガジンさんからはヤリクリさん、Mの字さん。あとお気に入りテストの連載をしていただいている松尾さんにも参加。

ボディーの出来栄えを競うコンデレも行いましたよ。
見事コンデレをGETしたのは大石選手。ペヤングHSV-010です。

湯切り口からは麺とキャベツが…(麺は輪ゴムを瞬間で固めて再現。お見事!!)

何だかんだ。バタバタしていよいよレース開催です。
さんざん確認を繰り返してきたけど、システムにトラブルが無いか心配で仕方ありません…。
女性や子供も参加。これがアドバンテージレースシステムを採用したカワダカップの良いところ。全身タイツもOKです。

操縦台下ではお父さんや旦那様(社長)が心配そうに見守ります。良いですね~。

でレースの方はと言いますとノックとTN飯塚さんの熾烈なトップ争いです。
ノックはホームコースと言うこともありここは負けられません。
飯塚さんやっぱ速いです。
僕は原因不明意味不明。コースを漂うのに精一杯です。今度は車が全く曲がりません。
スロットルは相変わらずフェザータッチ。
予選が進むにつれ、天候が心配に…。
予定時間を早めて進行。予選3回目をキャンセルにし、決勝へ。
決勝Dメインが終了。Cメインが始まる頃にはポツリポツリと…。
路面が濡れだし、走行が困難な状態に…。レースを中断し、天気の回復を待ちますが回復の兆しが無く残念ながらここで終了となってしまいました。
順位は予選の結果で決定となりました。
優勝はTNレーシング飯塚さん。さすがです。
2位はノック。
3位は地元のベテランドライバー森坂選手でした。

社長は9位でギリギリAメイン。さすがです。
浅井さんが15位、僕チン17位(ボクチンゲキチン)でした。
アドバンテージレースのリザルトも予選の結果から算出しました。
栄えある第一回優勝者は藤井選手でした。液晶テレビは藤井選手の元へ!!
2位は女性ドライバー佐藤選手。3位は浅井選手でした。
HCP120の川田選手は5位でした~。おめでとうございます!!

【アドバンテージレースのリザルトの説明】
●基準ラップとは
世界最速のドライバーが走った場合に出すであろうと想定した平均ラップです。
基準ラップは、コースやカテゴリーによって異なります。
●HCPとは
基準ラップに対して、あなたがどれくらいの平均ラップで走るかでHCPが決まります。
例えば、あなたの平均ラップが基準ラップに対して1%遅い場合、HCPは『2』になります。
HCPは基準ラップに対してどれくらい遅いかのパーセンテージに2を掛けた数字になります。
今回のカワダカップ2011 ROUND-1の場合、ハマキタホビーさんでの基準ラップを16秒4に設定しました。当然ですが平均ラップ16秒4で走る世界最速のドライバーのHCPは『0』なります。
基準ラップに対して10%遅い平均ラップ18.04秒(16.4秒×1.1=18.04秒)で走る選手のHCPは『20』になります。
各選手に設定しているHCPは前回のレースや他のサーキットでの今までレースのリザルトより算出しています。HCPが決めにくい場合はその日のレースの予選の結果よりHCPを算出する場合もあります。
●HCPラップとは
レースで実際に走った平均ラップから各選手に設定されたHCP相当のタイムを引いた平均ラップになります。
例えば基準ラップ16秒4のハマキタホビーさんをHCP『20』の選手(基準ラップに対して10%遅い選手)が走った場合、平均ラップから基準ラップの10%(1.64秒)を引いたタイムがその選手のHCPラップになります。
HCP『20』の選手が実際のレースで平均ラップ18秒5で走った場合、ここから1.64秒(基準ラップの10%)を引いた16秒86がこの選手のHCPラップとなります。
●アドバンテージレースの順位の決め方
その日のレースで実際に走ったHCPラップの速い順に順位が決まります。
今回優勝した藤井選手はHCP『39』となっています。この日実際に走った平均ラップは18秒808でした。HCP『39』なので3秒198(基準ラップの19.5%)を引いたタイム15秒61が藤井選手のこの日のHCPラップになります。HCPラップが最も速かった藤井選手が優勝となったのです。
解りますでしょうか?パーセントとか出てくると少しややこしく感じますが
ようは昨日までの自分よりどれだけ成長しているかで順位が決まるのです。
その伸び幅が多い選手が上位に行くレースです。
当然、初心者の方の方が伸びしろが多くちょっとしたことで大幅にタイムアップすることがあります。同じコンマ1秒を縮めるとしたら限界付近で走っているEXPドライバーと初心者だったら、初心者の方が直ぐに速くなるはずです。
17秒で周回しているEXPドライバーがさらにが0.1秒速く走ろうと思ったら大変ですが22秒で走っている初心者が0.1秒速く走るのはそれに比べると簡単なことです。
そういった意味でアドバンテージレースは初心者の方が有利なシステムです。
EXPドライバーは自分の低いHCPに喜びを感じ、初心者はHCPで上達度が解り練習の励みになります。
また、沢山練習して上達度が上がればアドバンテージレースで勝つチャンスがあります。
練習にも気合いが入るはずです。
ま~レース進行自体は通常のレースと何ら変わりませんし、HCPタイムの計算もソフトが勝手にやってくれるので参加選手はいつも通り思いっきり走れば良いのです。
サーキットに女性や子供、初心者から上級者までいるレースっていいな~と思いませんか?
そんなレースを目指しています。
次回カワダカップROUND2はタイガー模型一宮店にて12月11日(日)に開催予定です。
お時間に都合のつく方は是非参加ください!!
では!!

SUGURU
  • SUGURU
  • 川田模型(開発・デザイン・営業etc)
    趣味:ゴルフ

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